こんにちは。
親子教室まるいろ、ゆうです。
2月25日(土)にトーキョーコーヒー@千葉東葛にて、科学あそび体験会を開催しました!
今回はトーキョーコーヒーの対象に合わせ、4歳から低学年のお子さん、そして大人が楽しめるものを用意しました。
【水にとけるかな?】
前半は親子で実験コーナー!
まずは調味料5種類を水に入れ、溶けるのか試してみます。
今回用意したのは、砂糖・塩・油・片栗粉・こしょう。
ビーカーを使って、気分は科学者です!
小さいお子さんは、片栗粉を触って真っ白になるのを楽しんでいました(笑)
片栗粉の感触、ちょっと不思議で気持ちいいですよね。
実験が終わったら、溶けたかどうかを共有して「なぜ?」を考えてみました。
今回の5種類以外にも気になるものがあったら、試してみると面白いかもしれませんね。
【塩と砂糖の復活】
水に溶けた砂糖と塩、また復活できるかな?
砂糖水と塩水をそれぞれコンロで温めます。
ぶくぶく沸騰する様子を子どもたちは安全な位置で観察。
塩は白いまま出てくるけれど、砂糖は色が付いて出てきました。
塩と違って砂糖は焦げるんだね。
飴のようないい匂い。
【コーラには何が入ってる?】
塩と砂糖の違いが分かったところで、次に出てきたのはコーラ。
赤いラベルの「コカ・コーラ」と黒いラベルの「コカ・コーラゼロ」、何が違うんだろう?
炭酸を抜いた2種類のコーラをちょっと味見。
どっちも甘くて、大人でも違いは分かりにくいみたい。
さて、2種類のコーラをコンロにかけ、同じように加熱します。
すると…
コカ・コーラからは黒いかたまりが出てきましたが、コカ・コーラゼロからは何も出てきませんでした。
コーラには砂糖が入っているんだね。
でも、さっきの砂糖とは少し違う見た目。
実はコーラには砂糖の他に「果糖ブドウ糖液糖」という糖も入っているので、純粋な砂糖とは少し違うかたまりになったのです。
大人が「へえー!」と思わず驚く実験でした。
余談ですが
今回加熱したコーラ100mlに含まれる糖分は11.3g
つまり、500mlペットボトルに入ってる糖は56.5g=角砂糖約17個分!
WHO(世界保健機関)の指針では、
「砂糖の摂取は1日あたり25g程度までが望ましい」とされているので、これだけで2倍以上の量ですね。びっくり。
一方コカ・コーラゼロは「カロリーゼロ」なので、糖が入っていません。
ではなぜ甘いのか?
答えは、人工甘味料。
「ゼロの方がダイエットに良さそう」って思いがちだけど、実は甘味料によって太りやすくなると言われています。
ゆうさんが以前読んだ海外の論文では、人工甘味料を与えた動物と与えていない動物を同じ量のエサで育てると、人工甘味料を与えた動物の方が肥満になりやすいというデータもありました。
その他にも、人工甘味料によるリスクも色々と言われているので、コカ・コーラとコカ・コーラゼロ、どちらが体に良いかは難しいところです。
美味しいけど、適量にしておきたいですね。
【スライム作り】
最後はみんなでスライムを作りました。
洗濯のりと水を混ぜて、ぐるぐるぐる
好きな色の食用色素を入れて、ぐるぐるぐる
ホウ砂水を少しずつ入れて、ぐるぐるぐる
これも水に溶けてるんだね。
あれ?だんだん混ぜる感触が変わってきて…
びよーんと不思議な感触のスライムが出来ました!
みんなそれぞれ違う色で、食用色素の量で透明度も変わるし、ホウ砂の量で固さが変わるのも面白いね。
「持って帰ってパパに見せる!」と喜んでくれたお子さんもいました。
科学あそび体験、いかがでしたでしょうか。
教室としての定期開催は未定ですが、今回のように「その場」「その年齢」に合わせて開催していく予定です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
親子教室❁まるいろ
~ 遊びで五感を育てる ~ リトミック・ぐちゃぐちゃ遊び・ことば音楽療法 千葉県 鎌ヶ谷市
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